ぬいぐるみを自宅で手洗いする【強力汚れ落とし】

雑記
2021/08/03
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うだるような暑さに毎日溶けています。いよいよ夏本番がやってきました。

暑い季節といえば!そう、洗濯!

乾きづらいぬいぐるみのお洗濯にぴったりの季節がやってきました🌴🌅

我が家には抱きぐるみのしろたんが数多く生息しています。

こいつら全部お手入れしてるかって?
いや…それは…その…



しろたん公式ページが推奨しているのは中性洗剤で優しく洗う方法です。

しろたん抱き枕のお手入れ - しろたん 公式サイト / SIROTAN Official site | クリエイティブヨーコ

しかし経験上、長年むぎゅうされ続けた結果、白さを失ったしろたん、通称「グレたん」の汚れは手強いです。
今回はしろたニスト歴20年のわたしが実践している、自己流のグレたんの洗い方、乾燥方法をご紹介します。

公式が推奨していない洗い方です。
実践される場合は自己責任でお願いいたします🙏

* * *

今回のお洗濯対象は、むぎゅとろシリーズ 30cmおすわり抱きぐるみタイプのしろたん、我が家のみぞおちです。



毎日ベッドの大切な場所を陣取っているとして、とろさん夫婦からブーイングの嵐を受けている不憫なしろたんです。

数年前にウタマロ石鹸で洗ってみましたがあまりきれいになりませんでした。

今回こそは、とリベンジに燃えています。

しろたんとはなんぞや?という方向けに、しろたんの紹介をしてますのでよかったらこちらの記事もどうぞ。

ふわふわな抱きぐるみ しろたんの魅力とは? - trog

用意するもの

  • バケツ
  • ウタマロ石鹸(泡タイプ)
  • 重曹
  • 中性洗剤(エマール・アクロンなど)
  • 洗濯ネット
  • タオル


手洗い

1. ブラッシング

表面のホコリを落とします。

ペット用のブラシや、靴用の豚毛なんかがあればそれで。なければ人間が使う櫛(新品か洗ったもの)を使って、目視で確認できる範囲のゴミを取り除きます。


2. シャワーで汚れを落とす

ぬいぐるみをバケツに入れ、洗面台のシャワーを使って全体を流します。

むぎゅとろシリーズしろたんは特に毛足が長いので、毛の間に入り込んだほこりや油分を丁寧に取り除きます。


3.ウタマロ石鹸で洗う

ずぼらなので泡で出てくるタイプを購入しました。全体に軽くウタマロ石鹸をつけて、軽くなでてから流します。

そのあと本洗い。これでもか!ってぐらいあわあわにして、なでなでもふもふしましょう。

手が荒れやすい方は必ず手袋を用意して臨んでください。
(わたしは全工程素手でやりきってしまいました)



水と泡を吸ってふっくらしたみぞおち。
もみくちゃにされて、疲れているようにも見えます。

泡をしっかり流したら、次の工程に移ります。


4. 重曹をふりかける

全体にまんべんなくふりかけます。
ぬいぐるみが含んでいる水分と混ざって重曹ペーストになり、汚れを浮かせて落とします。


「みぞ、今晩のおかずきゅ?からあげになるきゅ?」




刺繍部分の茶色が白い毛に移ってしまう可能性があるため、注意してもみ洗いします。

全体をもみこんだら、重曹が残らないようにしっかりすすぎます。

案外しぶとくぬめりが残るので、縫い目を傷めないよう優しくすすぎます。

5. 中性洗剤で仕上げ洗い

おしゃれ着用中性洗剤を使って洗います。
ドラッグストアにある、エマールやアクロンのことです。

バケツにたっぷり水を張ったらエマールを数滴投入。
よく混ぜて洗濯液を作ったらぬいぐるみを入れて押し洗いします。

満足いくまで洗ったのち、泡が出てこなくなるまですすいでください。


6. 脱水

わたしは自宅で完結させたいので洗濯機を使用します。
コインランドリーの乾燥機という手段もありますが、乾燥機破損防止のためにぬいぐるみの投入を禁止している店舗もあるようです。検討されている方は一度確認してみてください。

洗濯層に移すため、とにかくあちこち握って水を絞り出し、水が滴ってこない状態にします。
タオルで吸水しながら移動してもOKです。

脱水中にぬいぐるみが傷つかないよう、厳重に保護しましょう。
まずは全体をタオルで包みます。遠心力でぬいぐるみに含まれている水分をタオルに移すイメージです。
さらにタオルがずれてしまわないよう、タオルごと洗濯ネットの中に入れます。
わたしは慎重に慎重を重ねて、洗濯ネットを二重にしてみました。



これで脱水のみ3分ほど回して、一度様子を見ます。
タオルがもう水分を吸いきれない状態であれば、あらためて乾いたタオルで包み、もう一度3~5分ほど脱水します。
ここまでで、ほぼ水分が抜けると思います。必要に応じて脱水を繰り返してください。

ベランダへ移動し、タオルや洗濯ネットで簡易ハンモックを作成。
ぬいぐるみを寝かせてあげます。



直射日光を避け、日陰で干します。

まれに我が家のベランダには鳥が襲来し、用を足していきます。
心配であれば上からタオルをかけておいてもいいかもしれません。



優雅にバカンスを楽しむみぞおち。
ときどき様子を見て、水気を確認してください。乾きづらい箇所があれば位置をずらすなど、調整が必要です。

みぞおちは今回、3時間ですっかり乾きました。

脱水による綿の偏りが心配であれば、洗濯機使用は控えてもいいですが、
乾燥には短くても「2日」はかかることを覚悟してください。

ちなみに乾燥時間は早ければ早いほど、生乾き臭発生イベントを回避できます。
過去の話ですが、乾燥に1週間かかった子は生乾き臭が発生し、泣く泣く洗い直しました。

仕上がり

汚れて固まっていた毛束が解け、中綿はふっくら、毛並みはふんわり仕上がりました。
写真ではわかりづらいですが、色も洗う前より白くなりました。



新入りたんの白さにはさすがに敵わないぞ、みぞおち。でもチーク塗ってもらってごきげんだね🔥

お手入れしたら、またたくさん遊んであげてくださいね!

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