ぬいぐるみを自宅で手洗いする【強力汚れ落とし】

うだるような暑さに毎日溶けています。いよいよ夏本番がやってきました。
暑い季節といえば!そう、洗濯!
乾きづらいぬいぐるみのお洗濯にぴったりの季節がやってきました🌴🌅
我が家には抱きぐるみのしろたんが数多く生息しています。
こいつら全部お手入れしてるかって?
いや…それは…その…
しろたん公式ページが推奨しているのは中性洗剤で優しく洗う方法です。
しろたん抱き枕のお手入れ - しろたん 公式サイト / SIROTAN Official site | クリエイティブヨーコ
しかし経験上、長年むぎゅうされ続けたグレたんをこの方法できれいにするのは難しいです。
今回のお洗濯対象は、むぎゅとろシリーズ 30cmおすわり抱きぐるみタイプのしろたん、我が家のみぞおちです。
毎日ベッドの大切な場所を陣取っているとして、とろさん夫婦からブーイングの嵐を受けている不憫なしろたんです。
数年前にウタマロ石鹸で洗ってみましたがあまりきれいになりませんでした。
今回こそは、とリベンジに燃えています。
しろたんとはなんぞや?という方向けに、しろたんの紹介をしてますのでよかったらこちらの記事もどうぞ。
ふわふわな抱きぐるみ しろたんの魅力とは? - trog
用意するもの
- バケツ
- ウタマロ石鹸(泡タイプ)
- 重曹
- 中性洗剤(エマール・アクロンなど)
手洗い
1. ブラッシング
表面のホコリを落とします。
ペット用のブラシや、靴用の豚毛なんかがあればそれで。なければ人間が使う櫛(新品か洗ったもの)を使って、目視で確認できる範囲のゴミを取り除きます。
2. シャワーで汚れを落とす
ぬいぐるみをバケツに入れ、洗面台のシャワーを使って全体を流します。
むぎゅとろシリーズしろたんは特に毛足が長いので、毛の間に入り込んだほこりや油分を丁寧に取り除きます。
3.ウタマロ石鹸で洗う
ずぼらなのでリキッドタイプを購入しました。全体に軽くウタマロ石鹸をつけて、軽くなでてから流します。
そのあと本洗い。これでもか!ってぐらいあわあわにして、なでなでもふもふしましょう。
手が荒れやすい方は必ず手袋を用意して臨んでください。
(わたしは全工程素手でやりきってしまいました)
水と泡を吸ってふっくらしたみぞおち。
もみくちゃにされて、疲れているようにも見えます。
泡をしっかり流したら、次の工程に移ります。
4. 重曹をふりかける
全体にまんべんなくふりかけます。
ぬいぐるみが含んでいる水分と混ざって重曹ペーストになり、汚れを浮かせて落とします。
「みぞ、今晩のおかずきゅ?からあげになるきゅ?」
刺繍部分の茶色が白い毛に移ってしまう可能性があるため、注意してもみ洗いします。
全体をもみこんだら、重曹が残らないようにしっかりすすぎます。
案外しぶとくぬめりが残るので、縫い目を傷めないよう優しくすすぎます。
5. 中性洗剤で仕上げ洗い
もはや汚れも残っていない気がしますが、仕上がりに期待して、おしゃれ着用中性洗剤を使って軽く洗います。
バケツにたっぷり水を張ったらエマールを数滴投入。
よく混ぜて洗濯液を作ったらぬいぐるみを入れて押し洗いします。
しっかりすすいだら、いよいよ乾燥です。
6. 日陰干し
とにかくあちこち握って水を絞り出し、タオルにくるんで水気を取ることをひたすら繰り返します。人間側の根気が尽きたところで 水が垂れてこなくなったらベランダへ移動し、タオルや洗濯ネットで簡易ハンモックを作成。
ぬいぐるみを寝かせてあげます。
直射日光を避け、日陰で干します。
優雅にバカンスを楽しむみぞおち。
しかしただのバカンスではありません。この間に重みで滴り落ちる水分をすべて出してもらいます。
ときどき様子を見て、握って水分を出すとさらに短時間で済みます。
昼に外に干し、夕方みぞおちを取り込んだところ、もう水分が滴り落ちることはありませんでした。
しかし、乾いていませんでした。
エアコンの除湿機能を使った上で、家中の扇風機、衣類乾燥機、布団乾燥機をかき集め、全力で乾かします。
早くしないと生乾き臭が発生してしまいます!
努力が報われたようで、一晩でなんとか乾きました。(心配なのでみぞおちには翌日も扇風機の前に宿泊してもらいました。)
コインランドリーの乾燥機を使うことに抵抗がない人は使ったほうが早いと思います。
仕上がり
汚れて固まっていた毛束が解け、全体にふんわり仕上がりました。
写真ではわかりづらいですが、色も洗う前より白くなりました。
新入りたんの白さにはさすがに敵わないぞ、みぞおち。でもチーク塗ってもらってごきげんだね🔥
もっと小さなぬいぐるみやしろたんは夏に外干しで十分乾くはずです。
ぜひお手入れしてあげてくださいね!