社会人学生が名古屋圏で定期券割引をフル活用する

名古屋市営地下鉄には「学生定期券」が存在します。通学定期券ではありません。 学生であることが証明できれば、自宅と大学だけではなく、自分の好きな区間を指定して学割価格で購入できるというものです。 これにより頻繁に買い物に寄るであろう名古屋や栄などの主要駅を定期エリアに組み込むことが容易になります。 わたしは最近まで知らなかったのですが、実は某どえりゃあ市長の政策(*1)によるものです。

最近大学の通信課程に入学が決まり晴れて社会人大学生になりましたので、なんとしても学生価格で購入したいと思い、試してみました。

なお筆者は鉄ヲタではありませんので、誤解がありましたら優しく教えてください。

対象読者

  • 社会人学生
  • 名古屋市営地下鉄のみ、なにかしらの割引の対象になる方
  • 物好きな人()

今回対象は学生とします。その他の割引を検討される方は適宜読みかえてください。

実行は自己責任でお願いします

名古屋市営地下鉄で完結する場合

お近くの駅長室、クレジットカード決済がしたい場合は駅サービスセンターで購入が可能です。

多くの鉄道会社では学校から発行された「通学証明書」が必要ですが、名古屋市営地下鉄で定期券を購入する場合は『学生であることが証明できる生徒手帳や学生証等』(*2)があればOKです。 ちなみにわたしは合格証明書で購入できました。

名鉄を使用する場合

名鉄は名古屋鉄道の略称で「めいてつ」と発音します。愛知(と岐阜市周辺の一部地域)を広く網羅している私鉄です。名鉄以上の規模を持った私鉄は愛知県には存在しません。

名鉄は多くの鉄道と同じく「通学証明書」が必要な鉄道です。地下鉄連絡定期券を名鉄で購入する場合は、名鉄のルールに従い通学証明書の提示が必須です。 そして地下鉄では名鉄連絡定期券を販売しません。

わたしの大学はそもそも県内ではなく、通学証明書が発行可能な期間も限られます。 名鉄の駅員さんに通学定期価格で購入できる対象大学ではないことを確認していただきましたので(*3)、通勤定期価格での購入しか手がありませんでした。

名古屋・金山・大曽根など(*4)、名鉄の改札と地下鉄の改札が別になっている乗り換え駅を使用する場合は、ICカードを2枚用意すれば問題ありません。 名鉄区間は通勤定期券ICカードを、地下鉄区間は学生定期券ICカードを使用すればOKです。

名鉄連絡線が含まれる場合

さらに問題になるのが愛知県内に数ヶ所存在する、名鉄と地下鉄の直通連絡線です。 別会社だからといって、乗り換えのために電車を降りる必要はありません。電車に乗ったまま目的地まで運んでもらえます。

さきほどの名古屋駅などの例のようにICカード2枚を使って購入した場合、せっかく直通連絡線に乗ったのに名鉄の最後の駅で電車を降り、改札を出て、地下鉄のICを自動改札機にタッチして次に来る電車を待たなくてはなりません。次の電車は15分後かもしれません。あまりにも面倒です。

そこで名鉄の磁気定期券を活用します。 磁気定期券とは、自動改札機の紙の切符を通す投入口から入れて使用する定期券です。 名鉄にはICカード非対応路線(*5)が存在しますので、まだ購入が可能です。

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名鉄は通勤定期価格で磁気定期券を購入(名鉄ミューズカードで決済できました)、地下鉄は学生定期券ICカードを購入すれば準備完了です。

名鉄→地下鉄(定期範囲内)

名鉄の改札入場時は磁気定期券を通します。 地下鉄の改札を出るときは磁気定期券とICカードを駅員さんに提示すれば出してもらえます。

地下鉄→名鉄(定期範囲内)

逆の手順を実施するだけです。地下鉄の駅員さんに磁気定期券とICカードを提示して入場、名鉄の駅に着いたら磁気定期券で出場します。

地下鉄の駅員さんに、まれに「ICに入場記録は残っていますか?」と聞かれますが、記録は残っていない、ICは使っていない、と正直に答えましょう。

めんどいことすんなー

ICカードには入場時刻が記録されます。入場してから数時間以内に出ないとエラーになるため、駅員さんに対応をお願いすることになります。この制限時間は鉄道会社によって変わるみたいです。

磁気定期券ならそんなことは言われません。出勤のために磁気定期で入場して、帰宅のために磁気定期券で出場していますが、エラーになったことはありません。 名鉄と地下鉄の連絡する駅で一度出場しなくてよいか駅員さんに確認したところ、問題ないと言ってもらいました。(公式で案内してないんだから、こんな場所で書いちゃいけない気はしている。)

乗り越し精算して出場したときに気づきましたが、名鉄の磁気定期券は日をまたぐと入場記録が消えてしまう(?)のか翌日から普通に使えるようになりました。

定期範囲外

名鉄であれば磁気定期券で入場、地下鉄ならICカードで入場して、出るときに駅員さんにお願いして精算してもらうことになります。ICカード残額で精算が可能です。定期券2枚を見せながら入場駅を伝えれば、事情を理解して精算してもらえます。当然ですが乗り越し精算機は使えません。

おわりに

ただの仮説だったものが証明できました。どこかで計画が破綻したら6ヶ月定期払戻しでした。

関東圏は路線多いし、もっと大変そう(◞‸◟ )

不正乗車、悪用は厳禁です。この仕組みは乗客のモラルの良さで成り立っている部分がありますので。 くどいようですが、くれぐれも実行は自己責任でお願いします

(*1: 河村市政主な取り組み | 河村たかし)

(*2: 定期券の購入方法 | 定期券 | 乗車券 | 名古屋市交通局)

(*3: お得な回数券が購入できる対象の大学というのがある?公式情報がないため割愛。)

(*4: 名古屋市第二の繁華街である栄。地下鉄栄→名鉄瀬戸線栄町は駅名も異なることから他県民にはわかりづらく、そもそも筆者が栄町駅の存在を忘れかけていたため、採用見送り。)

(*5: ご利用いただけるエリア - manaca・MEITETSU μ's Card | 名古屋鉄道)