GatsbyJS製サイトにads.txtを設置する方法

テクノロジー
2019/08/20
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対象読者

  • 静的サイトジェネレーター製サイトの管理者
  • かつGoogle Adsenseで広告を貼り付けている方


GatsbyJSはもちろん、Jekyll,Hugo,Hexoなどを使われている方も当てはまるのでは...?


事象

ある日Google Adsenseにアクセスすると、このようなエラーが。

要注意 - 収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください。


ads.txtというファイルを作成して、ルート直下に設置することを求められているようです。

テキストに記載する内容は「ads.txt に関するガイド - Google AdSense ヘルプ」を参照してください。

ads.txt を使用すれば、購入者が偽の広告枠を判別できるため、サイト運営者様としても偽の広告枠に収益が流れるのを阻止し、その分収益を増やすことができるというメリットがあります。


ルート直下にファイルが置けるのは、サイト管理者だけですからね。


Wordpressとかファイル保管庫に直置きすればいいサイトはすぐに作業に取りかかれそうです。

しかしビルドして生成されたhtmlを表示している静的サイトジェネレーター製サイトでは、ads.txtをどこに置いたらいいんでしょう?

記事を投稿してURLをads.txtにしてみました。当然ですがエラーは解消されませんでした😓

解決法

staticフォルダにads.txtを置いてください。

gatsby-starter-gcnを使っている方はsrcと同じ階層にstaticフォルダがあると思います。



よく考えたらlogoファイルを設置した時に、URLを入れたらlogo~.pngにアクセス出来たことに気付いたのに。
どうしていままでそこにads.txtを置こうと思わなかったのか。

ここまで費やした時間が悔やまれます......😇


まとめ

Google Adsenseからメールがきてこのエラーに気づきました。

エンジニアなのでサイト製作に没頭しがちですが、定期的にGoogle Search ConsoleやGoogle Analyticsなんかのアクセス解析ツールを巡回することも、サイトのメンテナンス業務として大切ですね。

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