転職したかったのに産休育休制度がないと言われた件

※本記事は転スラとは一切関係ありません。毎週のアニメ放映を楽しみにしています。

経緯

現在わたしは派遣社員として開発業務に従事しています。2015年9月に改定された労働者派遣法に基づき、「同一の組織で働くことができる期間は3年が限度」と定められています。

わたしの期限も残り1年になったことから、現在の就業先への直接雇用について、派遣会社の営業から就業先の社員さんへ話を聞いてもらうことにしました。

回答

営業さんにはお願いするのを忘れていましたが、機転を利かせて質問してくださいました。

「僕もとろさんが既婚女性ということで気になったので聞いたところですね、『産休育休はない』…と。」

聞き間違いかと思ったのですが、やはり「ない」らしいのです。 いままで他の企業では「産休育休制度あります、女性の方も歓迎です!」という話ばかり聞いてきたため、わたしはもちろん、営業も戸惑っていました。

正社員・パート・派遣などの雇用形態に関わらず、産前産後および1歳未満の子を育てるための休暇を国が法律で定めていますので、「ない」という回答は詳細を聞く必要があります。

営業にそのときの様子を聞いて総合的に判断したところ 「産休育休を取得した人間はいないから、前例が『ない』」 という意味で回答したようです。

零細企業の実情

「だったら一人目の産休育休取得者になればいいのでは?」という考えに至る方もいるかと思いますので、状況を説明しておきます。

現在の派遣先は社員数が10人未満にも関わらず、少数精鋭で数多くのプロジェクトを回しています。開発の派遣はわたし一人です。 一人でも欠けたら仕事が回らなくなるのは目に見えてわかることです。

そんな状況にも関わらず、年単位の長期の休暇を取る予定のある人間を正社員として雇うのは企業にとって得がないですし、産休育休制度を検討する時間があるなら、他の仕事をしたり、優秀な男性社員を雇うほうが利益に繋がってより安定した会社経営ができるのが事実でしょう。

会社の長期的な成長を考えれば社員を増やすのは良いことかと思いますが、体力のある大企業とは違います。 ほんとうに長期的な成長を考えているのかどうかは、一派遣社員にはわかりません。

ゆるキャリを続けるか

高卒だから大卒以上の案件には応募できず、 いつ子供を授かるかわからない女で、 定時には帰らないと家事が回らない主婦の三重苦。 (↑こういうの書くと特定の層が喰いついてきそうで嫌ですが。)

ロールモデルになるような先輩はほんのわずか。広いネットの海に答えを求めても、企業広告みたいな綺麗事しか書いてないってのが率直な感想です。

それでも比較的男性の多いIT業界で、プログラマとして金を稼いでいくと決めてしまいました。茨の道です。 しかし身を粉にして働けば、前職と同じように潰れるのはわかりきったことです。

個人の自由な時間まで仕事に捧げる働き方はわたしには合いませんでした。

手っ取り早く残業のない仕事に就ける、派遣社員という形態に落ち着きましたが、月の稼働日が少なければ生活費に影響が出たり、仕事のために6ヶ月定期券を購入しているにも関わらず在宅勤務の日が続けば交通費が減額されるなど、派遣の辛さも見えてきました。

毎日働くだけでもしんどいのに、このまま派遣を続ければ三年に一回は確定転職イベント発生で、相性のいい職場に当たるかどうかはガチャみたいなものです。

責任も取らず、ゆるっと働いて、ほどほどにキャリアを積み上げるというのは、字面以上の苦しさを伴うことがわかりました。

2021/05/10追記: 所属する派遣会社の営業と派遣先の会社との間で、認識の食い違いがある模様。間接的に聞いただけで勢いで書いちゃったのがよくなかったです。 後日動きがあったら書き直すかも。