口紅の空き容器をUSBケースに加工しよう

ハンドメイド
2017/04/07
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シャネルの口紅を使い切ってしまった。

金色に光り輝くロゴ押すとカチッと音がして口紅が飛び出てくるあの感覚は、当時19歳の私のはとても新鮮だった。

初めて手にしたシャネルの興奮をなんとか残して置けないものか…

というわけで峰不〇子もびっくりの計画がスタートです。


準備

こちらの動画を参考にしました。

リップクリーム型USBメモリを作ってみた http://nico.ms/sm12843015?ref=shareothersspweb


材料

  • 口紅の空き容器(USBが入る大きさのもの)
  • USBメモリ
  • エポキシ樹脂
  • 使い切った繰り出し式のリップクリーム(土台用)


道具

  • ねんどべら
  • ゴム手袋
  • 耐水ペーパー



作業に入る前に、USBメモリの差し込み口に樹脂が入らないようテープを貼っておきます。


土台

USBメモリを設置する土台を用意します。

たいていのリップクリームは全て使い切ると、リップクリームを支えていた土台が出てきます。画像にあるピンクの部品です。



リップを全て繰り出した後、この部品を手で引っ張って外します。

ここにUSBメモリを設置したいのですが、このままでは入らない模様…



USBメモリのお尻が入るよう加工していきます 。

USBの幅に合わせて印をつけて



大きなニッパーでパチンっ!



両側に切り込みを入れたら、ラジオペンチで挟んでグイっと曲げて、爪切りの要領でパチン。



これならUSBが入る、やったね!



テープで仮止めして口紅の容器に入れてみます。



私の相棒、Surface Pro 3に差し込んでも問題なさそう。


土台にUSBを埋め込みます。

まずは容器に残っている口紅をキレイに拭き取ります。
最後まで発色がいいですね。



ようやくエポキシ樹脂の出番。

今回は2色のねんどを混ぜ合わせるとプラスチックのように硬化するものをチョイスしました。



まだ気温が低いせいか切りにくかったのですが、少し温めると柔らかくなり、ねんどべらでも簡単に切り出せるようになりました。

エポキシ樹脂が冷たいうちは硬くて混ぜにくい…

根気よくこねこね…



ムラなく混ざったら土台に詰めていきます。

口紅の残りを混ぜるという横着をしたから、ピンク色のエポキシ樹脂が完成しましたとさ。



ここにUSBを埋め込みます。

ほんとに固まるの…?



USBと土台を接着したら口紅の容器にまた仮組。

おー!かわいく見えてきた!


仮組み

口紅の容器に蓋をして、カチっと… ?
なんと。ここまでしか入らない。



口紅の容器をクリクリして、USBを全部閉まいたい。
いやでもこれが限界。



リップスティックにUSBが入りきらないという致命的な設計ミスに気付いた。

あぁ…全然引っ込まない…
どのぐらい縮めたら収まるか、怖々測ってみます。



うーん…



1㎝くらい??? (よい子はちゃんと測りましょう)

USBのお尻用スペースを確保した要領で土台をニッパーでカットします。



低くなった土台がこちら。



欠けた部分もエポキシ樹脂で埋まるっしょ。

再度、仮組してみる。 これなら入るね!


固定

仮組みの確認ができました。いよいよUSBと口紅容器を固定していきます。

再びエポキシ粘土をねりねり。



口紅の容器側と



土台側に粘土をセット。



接着して乾燥したものがこちら。

意外と見た目がグロテスクな仕上がり。なんとかならないものか。



機能的には私の思い描いた仕様を満たしています。
ちゃんとSurfaceに入る、大丈夫。



蓋をしても収まりました。
これで持ち運べる!





KATEの白いマニキュアが目に入ったから試しに塗ってみる。

その用途はフレンチネイルのみにあらず。
グロテスクな色になったエポキシ粘土を覆い隠してくれました!




* * *


なんとか口紅の空き容器にUSBを接着することができました! 個人的には気に入ってます(笑)

後日、あまりにも雑な作り方をしたため友人から「製作過程に再考の余地あり」というご指摘と、「土台が見えないように使ったら良い感じに見える」という助言をいただきました。

それは製作者の性格があまりにも雑だったせいであり、素材に罪はありません。

ごめんなさい………



長文にも関わらず、最後まで閲覧いただきありがとうございました!

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